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ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく(石川啄木) |
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はじめに:方言で話すと、共通語で話すより、おたがいの気持ちがうちとけて、よく心が通じあうときがあります。方言には、共通語にない美しいひびきがあります。また方言には、共通語では言い表せないこまやかな感情を表現することができます。しかし、情報・マスコミの発達によって共通語が全国に広がり、方言がしだいになくなりつつあるといわれます。方言は大人にとっても子供にとっても「心のオアシス」。方言が消えていくことは古くからのくらしの一部が消えていくことと同じです。「方言」を知ることは、より深く「共通語」を知ることにつながります。より深く「相手」を知ることにもつながります。地方独自の文化である方言をもっと大事にし、その方言を少しでも子供達に伝承していきたい。そんなおもいでこのページを作成しました。
鹿児島の方言について:鹿児島県は離島をたくさん抱え、おまけに南北に非常に長い県です。したがって鹿児島の方言といっても一言で片付けることはできません。鹿児島の方言は大きく二つに分けると奄美大島より北と南に大きく分けられます。奄美の方言は大きく分けて奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島の五つの島があり、沖永良部島と与論島は沖縄の言葉に近いです。徳之島と奄美大島と喜界島は奄美独特自の言葉が強いのですが、それぞれ微妙に違っています。そして奄美大島は大きく分けて古仁屋を中心とする南大島と名瀬市を中心とする北大島の2種類の方言に分かれアクセントが全く違います。また名瀬市は奄美群島内の中心地ですので各地域からの出身者が多く、トン普通語といわれる独自の方言があります。
鹿児島の方言はさらに細かく分けると前述の奄美の他に甑島・種子屋久・薩摩・大隅・諸県(鹿児島県東部の宮崎に近い所)の地域に大体6区分されます。本ページでは薩摩・大隅地方で使われている方言を「鹿児島の方言」として位置づけています。
薩摩・大隅地域の「鹿児島の方言」でも薩摩半島南部の一部地域と大隅東部の都城に近い一部地域では違った特徴を持っています。薩摩半島南部の特徴は「濁音」が多く一番古い鹿児島弁が残っているといわれます。使いかたとその違いについては「鹿児島方言の文例編」で紹介。
「鹿児島の方言」の作成と活用:「鹿児島の方言」作成のきっかけは、子供たちが文献等で調べたり、聞き取り調査で収集した「鹿児島方言」のデータの情報発信とWeb上での子供たちの調べ学習用の教材としての活用です。「関連単元:4年生(方言と共通語)」。子供から大人まで活用できるように文献等を参考にしてデータを補充・補完し作成している関係で専門的な用語を使っているところもあります。そこで「鹿児島の方言」を子供たちが教材として活用する場合は教師や親の方で補足・補充説明してお使い下さい。作成の動機は上記のように収集したデータの情報発信と調べ学習用教材としての活用でしたが、学校関係だけなくて県外に住んでいらっしゃる方や就職していらっしゃる鹿児島県出身者のたくさんの方々に見ていただいています。『「鹿児島の方言」のホームページを見て鹿児島のことがとても懐かしく思い出されます。・・・』 こんな内容でこれまでにたくさんのあたたかいメールをいただいています。その度に「鹿児島の方言」の教材を作ってよかっ たなとつくづく思います。内容的には「鹿児島の方言」としてはまだまだ不十分です。「鹿児島の方言」について考えるきっかけになれば幸いです。みなさんのご意見・感想をもとに内容を充実・発展させていきたいと思います。あたたかく見守ってください。
「鹿児島の方言」を作成をするに当たって利用させていただいた引用・参考文献:「全国方言辞典」東条操編、「九州地方の方言」国書刊行会、「日本国語大辞典」、牛留致義の「薩摩語の由来」「鹿児島語の世界」、四本健光「ぼくらの鹿児島県」、[方言を調べよう(木部暢子)」福武書店、「かごっま弁辞典」高城書房,「鹿児島県方言辞典(橋口満)」等。奄美の方言:「観光ネットワーク奄美」の水間さん(mizuma@amami.com)、他
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