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 はじめに 富士登山へのアプローチ
i 富士登山は、昭和40年代に一度だけ体験したことがあり、実に40年ぶり、二度目の富士登山だ。前回は、吉田ルートで八合目に一泊し、山頂でご来光。今回は、同じく吉田ルートで山小屋二泊のゆったりプランを選択した。今回の登山は、富士山が世界文化遺産登録になったことを記念し、富士山のトイレやゴミ問題等、登山者増によるオーバーユースの問題や富士山の植生や森林限界等、富士山の自然を検証し、体感する登山となった。
登山行程・タイムスケジュール
登山行程
タイムスケジュール



定番の吉田ルートで,山小屋二泊のゆったりプラン<日程・行程タイムスケジュール>
一日目(7月8日):○富士スバルライン五合目(登山準備) ○7合目へ向けて登山(3時間30分) ○7合目山小屋(泊)
二日目(7月9日):○ご来光○八合目山小屋へ(一時間40分)休憩と荷物の整理。山頂へ向けて登山(約4時間) ○富士山山頂で休憩と昼食 ○お鉢巡り(約一時間30分) ○八合目山小屋へ(泊)
 三日目(7月10日):○ご来光 ○八合目山小屋から富士山五合目へ下山(約3時間50分)
※山小屋へ二泊することで無理のないゆったりした行程で登山ができた。
  一日目行程    山頂をめざす(一日目)  
  一日目:行程・タイムスケジュール
○富士山五合目(登山準備) ○7合目へ向けて登山(3時間40分) ○7合目山小屋(泊

行程とタイム  五合目出発15:00  →   七合目山小屋着  18:40 所要時間(3時間40分)休憩を含む 
五合目出発  一日目 フジスバルライン五合目から7合目宿泊所の山小屋を目指す。 
  登山口となるフ富士スバルライン五合目で荷物を整理して、一日目宿泊先の七合目山小屋へ出発  
  五合目
フジスバルライン
 
富士スバルライン五合目広場(標高2305m)

 広場からの富士山眺望
  五合目から六合目へ(15::00~16:10)
五合目スタート  富士スバルライン五合目をスタートしなだらかに続く富士山の中腹の道を歩く。道がやや下り気味になった泉ヶ滝分岐で,右の登山道を進み、樹林を抜けると富士山安全指導センターがある六合目に到着。
 泉ヶ滝   
 
  樹林帯登山道を歩くと道ばたに昔、富士山で水が得られる貴重な場所であったとされる泉ヶ滝標石を発見ここ泉ヶ滝はかつて富士山で水が得られる貴重な場所で、修行者たちが精進潔斎をしたという。泉ヶ滝から六合目までおよそ700m,いよいよここから登りが始まる。
 五合目から六合目登山道     
   樹林帯を抜けると傾斜が少しずつきつくなり、火山岩の露出したけわしい登山道が待っていた
  六合目    
  富士山安全指導センターを抜け、 吉田口登山道と合流する標高2390mの六合目へ。吉田口には、かつて八合目からここ五合五勺の「砂ふるい」まで「ハシリ」と称する下山道があり、からだについた砂をはらい、いたんだわらじを新しいわらじにはきかえたという。ここは江戸時代までは五合五勺だったが現在はここが六合目となっていた。ここで休憩して七合目へ向かう。
 六合目出発  六合目から山小屋の連なる七合目へ(16:20~18:40)
  六合目で最初の休憩をして山小屋の連なる七合目へ。七合目(標高2700m)の最初の山小屋である花小屋までは整備されたジグザグの坂道が続く。山小屋の花小屋からはゴツゴツシタ岩場が続きよじ登りながら宿泊先鎌石館の山小屋を目指す。 
  七合目へ続く登山道  
 
  砂防板のある砂の斜面を大きくジグザグに登るとやがて 頑丈な防石壁の続く登山道の向こうに七合目山小屋が見えてきた。
  もうすぐ七合目  
 
  七合目直前の険しい岩場をよじ登りながら山頂を見上げると多くの山小屋が目の前に。標高2700m。 
  七合目鎌石館へ    
  最初の山小屋が花小屋でここから七合目。さらに日の出館、トモエ館、そして宿泊予定先の鎌岩館へ(18:40着)
二日目 二日目 七合目山小屋で宿泊してご来光。八合目山小屋で休憩してから山頂をめざす。
 二日目行程

ご来光後八合目へ
二日目:行程・タイムスケジュール
○ご来光 ○7合目発(5:00)  ○八合目山小屋着(7:00)(休憩と荷物の整理 
八合目山小屋から 山頂へ向けて登山 ○富士山山頂着12:15(休憩と昼食) ○お鉢巡り 
下山 富士山八合目へ(泊)
 登山道からの眺望     
  ご来光後出発(5::00)、登山道からの景色5:29)。ここは雲の上の世界だ。遙かに広がる雲海を眺めながら、息切れしないようにゆっくりしたペースで進む。
  八合目太子館  
  八合目太子館から富士山頂へ  富士山山小屋八合目 太子館着(7:00)太子館で休憩と荷物の整理。ここを起点に4時間かけて山頂を目指す。
 山頂 久須志神社    
  最後のきつい岩場を登り切ると、久須志神社が目の前に見えてきた。久須志神社は、山頂にある富士山本宮浅間神社奥宮の末社でこの鳥居をくぐると山頂だ。 
  山頂着    
   富士山頂の久須志神社到着(12:15) 山頂山小屋で昼食と休憩   →お鉢巡りへ(13:00)
   お鉢巡り



お鉢めぐり

お鉢めぐり行程       お鉢巡り詳細は次ページ
頂上山小屋を出発お鉢巡りへ出発13:00   剣ヶ峰着14:00
   剣ヶ峰より先は残雪のため通行できず下山道を通り八合目山小屋へ引き返す。  
   下山→八合目山小屋着16:00 →山小屋宿泊         

馬の背と剣ヶ峰最高地点石碑  
難所とされる馬の背から剣ヶ峰へ

「日本最高峰剣ヶ峰 3776m」の石碑と二等三角点
   剣ヶ峰より先は残雪のため通行できず下山道を通り八合目山小屋へ引き返す。
 八合目山小屋へ   下山道→八合目山小屋へ (宿泊)

 三日目最終日 宿泊先八合目山小屋から五合目へ下山
三日目   3:30分起床、4:00に山小屋を出発してご来光を楽しみながら下山。 ご来光写真
7:30フジスバルライン五合目着
  9:00 富士スバルライン五合目を出発して下山 河口湖温泉へ
下山途中 ご来光      
八合目からのご来光
 
   かくして無事下山し、富士登山全行程を終了。最後の締めは河口湖の温泉でゆったりと入浴。ビールの味が格別だった。 
  新聞記事紹介
   広場への投稿記事
   
  富士登山記録が地方紙南九州新聞に4回シリーズで掲載されました。 
 
 
 

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