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「方言を調べよう」学習全体指導計画(全12時間) |
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1、学習問題をつくる。(2時間) | ||
カセットテープを聞く・教材用のカセットテープ・自作会話録音テープ 感想を書く。発表する。 教科書の説明文から「方言」と「共通語」について知る。 学習問題を作る。 学習方法の選択。まとめ表現方法の選択 | ||
2、学習課題を追求・調べる。(6時間) | ||
課題追求方法の選択 | ||
家の人や親せきに聞いて調べる。 ・家の人や祖父、祖母に聞いて調べる。 ・ほかの地方にすんでいるしんせ きや知りあいにたずねる。電話で |
交流して調べる。 出かけて調べる。 ・高齢者団体との交流 ・町に出かけてインタビュー ・近所のお年よりにインタビュー |
情報を活用して調べる ・図書やパンフレットの活用 ・インターネット情報の活用 ・方言を使ったテレビの番組の活用 ・Eメールを使って他の学校と交流 |
3,発表する(2時間) | ||
情報発信の選択(調べてわかったことを発表し合おう。) | ||
紙芝居やかべ新聞にして | げきや動作を通して | インターネットを使って |
方言辞典を作って | 方言地図を作って | 方言カルタや方言クイズを作って |
4、いかす(地いきのひとたちやほかの学校と交流しよう。)(2時間) | ||
調べた方言を地いきに出かけて話す。「高齢者の方々やグループ」と交流する。 | ||
他の学校と「方言交流」をする。・民話を方言台本に書いたり、げきにしてテープを交換するなど。ビデオレター | ||
調べた方言をインターネットのホームページで公開する。調べた方言をEメールやHPで交流する。 |
方言を調べよう「〜方言調査隊〜」指導計画 |
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単 元 名 |
方言を調べよう 全12時間 |
単元の ねらい |
・「方言調べ」を通して「方言」と「共通語」の特徴と役割につ いて関心を持ち言語の文化を見つけようとする。 ・「方言調べ」の活動を通して地域とふれあい、地域の文化を発見 し地域のよさに気づく。 | ||||||||
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実践の成果と展望 |
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学習前のアンケートで「方言についてどう思いますか」と子どもたちに質問しました。 ほとんどの子どもたちが「ださい」「ふるい」「ねんぱい」・・・という暗いイメージで方言をとらえていました。 方言は地域の文化であり生活の歴史そのものであるはずなのに、これでは地域から方言が更に消えていくと危惧しました。 ところが学習後、お年寄りの人にも気軽に声かけできそうだ。高齢者の方々ともっと交流してみたい。・・・ このように学習後は子供たちの方言に対するイメージがすっかり変わってきました。 そのことはお年寄りの方々に対するイメージの変化をもたらしました。・・・ 地域文化としての方言のよさに気づき、さらに他地域、他校との交流にまで発展させることができました。 方言調べのインタビューの体験的な活動を通して地域の各層の方々と向かい合って会話を交わし、生きる力としての日常生活の基礎も培うことができたと確信しています。これからは高齢化社会、福祉の社会を迎えます。コミュニケーションツールとして方言は今以上に大切な役割を担うことになります。異文化理解としての方言の学習は国際理解にもつながります。 |