北海道探訪記知床編     北海道探訪記へ   ふるさと情報室へ   探訪記へ
  世界自然遺産 知床を行く
 ※知床五湖を歩く 
 ※秘境・知床を海から眺める<ウトロクルーズ> 
 知床の風景・自然
 オシンコシンの滝 プユニ岬
 オロンコ岩 知床五湖
フレペの滝  カムイワッカの滝
 知床連山眺望
  知床の海鳥たち・ケイマフリ
知床旅情歌碑 
旅からの学び 

北海道探訪記
知床を行く
 
世界自然遺産 知床を行く  探訪日 2015年5月15日
オホーツク海と太平洋の接点にあたる知床半島は、日本最後の秘境ともいわれ、大自然がそのまま残る数少ない場所で平成17年7月14日に国内3件めの世界自然遺産として登録された。知床五湖探訪では湖面に映る冠雪した知床連山と青い空とのコントラストが印象に残った。知床半島ウトロクルーズではデッキから入れ替わりながら続く海岸線の岩場と断崖絶壁や柱状節理の岩肌を間近に観察し大自然の迫力に圧倒された。断崖の岩場は海鳥たちの絶好のコロニーとなっており、大空を舞うウミウ、ウミネコ、オオセグロカモメなど知床のたくさんの海鳥たちとも出会えた。特に世界に数百羽しかいないというケイマフリというめずらしい海鳥との出会いは知床自然の保存・共存・活用を改めて考えるきっかけになった。「知床旅情」の歌碑との偶然の出会いは、その後の日々の生活や活動にも生かされいい思い出になった。短い滞在時間ながら知床の大自然を十分満喫した旅だった。次回、機があったらゆっくりしたスケジュールで露天風呂を楽しみ、ホエールウオッチング等の知床ネイチャーを体験したいものだ。
知床連山 羅臼岳 
  知床の風景・自然
※知床五湖を歩く  ※秘境・知床を海から眺める<ウトロクルーズ> ※「知床旅情」歌碑
 オシンコシンの滝(知床八景 プユニ岬(知床八景)   オロンコ岩(知床八景)  知床五湖(知床八景)
 フレペの滝(知床八景)  カムイワッカの滝(知床八景)  知床連山眺望  知床の海鳥たち
 オシンコシンの滝 
<11:00>
 オシンコシンの滝<知床八景>
オシンコシンの滝は、斜里とウトロを結ぶ国道334号線沿いにあった。落差50メートル、知床半島第一の大漠で知床八景の一つに数えられ、日本の滝百選にも選ばれている名瀑だった。名前の由来はアイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」を意味する「オ・シュンク・ウシ」から転じたという。
 オシンコシンの滝   
オシンコシンの滝
プユニ峠  
<11:15>
 プユニ峠<知床八景>
プユニ岬は、知床半島北岸にある岬でウトロ港から東3,5km、知床自然センターへ向かう途中にあった。,流氷の最初の接岸地で、絶景と夕日の名所として知られる。世界遺産「知床」の構成遺産、知床八景のひとつに数えられる。 オホーツクの美しい海岸線やウトロ港が一望できる絶景のビューポイントで天気がよければ、はるか遠くには阿寒国立公園の山まで見渡すことができるという。プユニとはアイヌ語で『穴のある場所』の意味らしい。尚。プユニ峠は、クルーズで探訪するプユニ岬の地上の展望所にあたる。
 ユニ峠展望所からの眺望
絶景と夕日の名所プユニ峠展望所後方にウトロ港を望む。
知床五湖 
<11:35>
知床五湖<知床八景>
知床五湖は、北海道斜里町の羅臼岳と硫黄山の麓にあり、知床半島の地下水が湧き出してできた五つの湖で太古より続く多種多様な生態系を今に残している貴重な湖だ。今回、高架木道を利用して一湖を巡った。展望所から眺望する一湖は冠雪した知床連山を湖面に映し、青空と背景の知床連山とのコントラストが美しかった。木道の下に目をやるとあちこちにミズバショウが白い花を咲かせていて心を和ませてくれた。※湖を歩くには地上歩道と高架木道の二つの方法があるが高架歩道の方が高さもありヒグマと遭遇しても安全だという。今回は駐車場から一番近く、高架木道の展望台からも見学できるという一湖を歩いた。
   
 展望所の知床世界自然遺産表示板    
 展望所から眺望する一湖と知床連山  知床連山がオホーツクの海と青い空との見事なグラーデーション風景高架木道展望所の一湖から冠雪した絶景の知床連山を正面に望む。右端が羅臼岳
 五湖を繋ぐ高架木道と知床連山  
五湖を繋ぐ高架木道、ヒグマと遭遇しても安全だ。
知床五湖に咲くミズバショウ   
湖の水辺にひっそりと咲くミズバショウの花

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知床ウトロクルーズ
  <12:30>
 知床ウトロクルーズ<秘境・知床を海から眺める>
 知床半島クルーズで大自然の観察とバードウオッチング
今回、知床半島の自然を間近に観察できるゴジラ岩観光の知床半島ウトロクルーズに参加し、海岸線の迫力ある断崖・絶壁や柱状節理の発達した岩肌を間近に観察できた。ヒグマは観察できなかったが遠景ながらケイマフリ、ウミウ、ウミネコ、オオセグロカモメ等の海鳥を観察できた。
 クルーズ船展望デッキからの風景  
ゴジラ岩  ゴジラ岩 
 ウトロの集落の北の端、宇登呂漁港近くに垂直に切り立ったローソク岩がそびえていた。岩の形がゴジラのように見えることらゴジラ岩と呼ばれている。
 宇登呂漁港近くのゴジラ岩   
左の岩ががゴジラの形をしたゴジラ岩。右の岩が帽子岩。岩の間に狭い隙間があるがアイヌ語でその間を我々が通ることを意味する「ウトゥルチクシ」が「ウトロ」の名前の由来だという。ちょっと電柱と電線がじゃまだな。
 オロンコ岩    オロンコ岩<知床八景>
 ウトロ港近くにあるオロンコ岩は高さが60mもある巨岩で、その昔、このあたりに住んでいた先住民族「オロッコ族」からこの名がついたという。知床八景の一つに数えられる。岩の上からは360度の大パノラマが楽しめる。
 オロンコ岩の全景  
オロンコ岩とクルーズ船

   
ゴジラ岩観光の知床半島ウトロクルーズ船の桟橋はここゴジラ岩、オロンコ岩のある場所にあった小型船クルーズは海岸線の断崖を目の前に、動物などを観察するのに最適だという。
プユニ岬  プユニ岬<知床八景> 
ウトロ港を出てしばらくすると知床八景のひとつプユニ岬が見えてきた。プユニ岬上にある展望所がプユニ峠だ。 
プユニ岬
 <12:40>
 
ウトロ港を出てしばらくすると知床八景のひとつプユニ岬が見えてきた。
 フレぺの滝
<12:43>
フレぺの滝<知床八景> 
断崖の途中から滝状になって少量の水が流れ落ちていた。 断崖に地下水が湧き出して落ちる滝で水量が少ない涙のような滝なので、別名「乙女の涙」とも呼ばれるそうだ。
 海上からの眺望「フレペ」の滝  
フレぺの滝
滝部を拡大   
カムイワッカの滝 
<13:09>
 カムイワッカの滝<知床八景>
秘境を代表する滝の一つカムイワッカの滝を海上から眺望する。
ウトロ港を出港して約30分、海面が変色している場所があった。これは硫黄を含んだ水が断崖を流れ落ち、滝の下の海面が硫黄の成分により変色したのだという。ここがカムイワッカ湯の滝の約1km下流にカムイワッカの滝が直接、オホーツク海に落下する落差約30mのカムイワッカの滝だ。 陸路で近づくことは難しくウトロ港から運行されるクルーズでしか見ることはできないという。滝の左手の石段はかつて滝のそばで硫黄を採掘していた小屋跡の遺構だという。
カムイワッカの滝   
滝の下が変色した海面とカムイワッカの滝
 カムイワッカの滝正面から  
断崖を流れ落ちる知床八景のひとつカムイワッカの滝。硫黄分を含んだ水で滝の下の海面は変色しているのがわかる。
 硫黄採掘現場遺構  
滝の左手に見える石段はかつて滝の近くで硫黄を採掘していた場所だという。
 カムイワッカの滝と冠雪した硫黄山



硫黄山航路折り返しポイント

ウトロ桟橋13:45
 
カムイワッカの滝と冠雪した硫黄山

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知床沿岸の岩の特徴   知床海岸断崖・奇岩風景
船上から眺望する知床半島沿岸の迫力ある奇岩・断崖・絶壁が続き、柱状節理の発達した岩場が見られた。 
知床沿岸の奇岩
どんな形の岩にみえるかな。
 
ゾウの鼻
 
ワシの鼻
 岩場の穴
「クンネポール」
 
海岸沿いの岩にはさまざまな形の穴を多数みることができた。クンネポールと呼ばれ、海水が岩を浸食してできたものだという。
柱状節理の見られる断崖岩場      
 知床半島の海岸線の断崖にはいたる所で柱状節理の発達した岩場を見つけることができた。
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 海上から眺望する知床連山  海上から展望する知床連山
 クルーズ船海上から眺望する海と空、断崖絶壁の岩場と知床連山が織りなすグラデーション風景が絶景だった。
知床岳遠望   
冠雪した知床岳(1254m)
知床連山眺望   
岸壁中央に幻の滝と後方知床連山
知床連山と青い海空のグラデーション風景  
海上から眺望する知床連山と、青い海と空のコントラストが美しい。
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知床の海鳥   知床の海鳥たち・ケイマフリ
知床半島ウトロクルーズは絶好のバードウオッチングの場ともなった。切り立った断崖絶壁の岩場は海鳥たちにとって格好の繁殖コロニーとなっていて、遠景ながらケイマフリ、ウミウ、ウミネコ、オオセグロカモメの海鳥たちを観察できた。特に、絶滅危惧種にも指定され個体数が少ない「ケイマフリ」を観察し、海鳥や知床の自然を考えるきっかけになった。ケイマフリは国内では天売島・知床半島斜里町側・青森県の一部などで繁殖し、世界的に数が減少して世界で数百しかいないという貴重でめずらしい海鳥だった。知床半島では、ウトロ周辺にのみ繁殖が確認されており、切り立った断崖の穴の中に巣を作り子育てをしているという。 
 海鳥たちにとって絶好の繁殖コロニーの岩場  
断崖絶壁の岩場はケイマフリ、ウミネコ、オオセグロカモメなど海鳥たちの格好の繁殖コロニーとなっていた。
沿岸岩場の上空を舞うウミネコ、ウミウ   
ウミネコ
 
ウミウ
 ケイマフリ  知床半島のウトロ周辺に繁殖するケイマフリ 
 ケイマフリは 主にウトロ側で繁殖し、約150羽が生息し、絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている。目の周に白いリンクがあり、鮮やかな赤い脚が特徴だ。日本国内でここ知床半島ウトロほど手軽にこの鳥を見る事が出来る場所は他にないという。下写真、ケイマフリはハトより少し大きいぐらいの小さな鳥のうえ、かなり遠景からの写真なのでトリミングアップして画質が落ちている。
 ケイマフリの遠景写真
潜る、泳ぐ、飛ぶ
 
目の周りの白いリンクと赤い脚が特徴のケイマフリ      
   
 今、知床で注目されているケイマフリ
 ケイマフリ関連リンク ケイマフリはどんな鳥か<知床海鳥研究会のブログに紹介されている> ケイマフリを通して知床自然の保全・共存・活用を考えるきっかけになった。
 
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知床旅情歌碑     「知床旅情」の歌碑を訪ねる。
 斜里町のウトロ地区のウルーズ船が出航するウトロ港の近くにある三角岩の前に「知床旅情」の歌碑があった。知床旅情」は、1960(昭和35)年の森繁久彌主演の映画「地の涯に生きるもの」の撮影で知床半島羅臼に長期滞在した時に作詞・作曲されたもので現在も時代を超えて多くの人に歌い継がれている一曲だ。今回は発見できなかったが羅臼町にある海に面した「しおかぜ公園」にも「知床旅情」の歌碑が建立されているという。
 
   
旅からの学び 
 旅からの学び
希少な海鳥「ケイマフリ」との出会いは知床の自然を考えるきっかけになった。知床探訪を通して多くのことを学んだが、その一部は、その後の日常生活の中でも生かされている。学校の出前講座、高齢者学級や福祉施設のボランティア歌活動では知床の風景や知床旅情の歌碑をプレゼンで紹介し、役立っている。
生かす   知床探訪を高齢者学級や福祉歌活動に生かす。
   
知床の風景と知床旅情  知床探訪を出前講座や福祉歌活動に生かす。
 
歌活動のスクリーン画面
 知床旅情
歌活動
 
歌活動に生かす。歌の背景や風景を紹介し、歌詞の意味を知ることで、これまで以上に生き生きとした歌活動ができた。
 
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三泊四日をツアーで巡る北海道の旅  旅行日:2015/5/14~5/17    
旅の主な見学場所と全行程
主な見学場所:  阿寒湖→摩周湖→知床→ひがしもこと芝桜公園→層雲峡→旭山動物園→富良野→札幌大通り公園→小樽 
 一日目: 鹿児島空港→羽田空港新千歳空港→阿寒湖<アイヌコタン アイヌシアター>→阿寒湖温泉 
二日目: 
阿寒湖 →摩周湖世界遺産知床 知床五湖知床ウトロクルーズひがしもこと芝桜公園 →北見温泉
三日目: 層雲峡、流星の滝・ 銀河の滝 旭川旭山動物園美瑛ラワーランド ・ファーム富田札幌市大通公園
四日目: 小樽散策
新千歳空港羽田空港鹿児島空港 

リンク→ 知床の自然を考えるきっかけになった ケイマフリはどんな鳥かのブログ<知床海鳥研究会>

 旅の思い出と写真の整理を兼ねて世界自然遺産「知床を行く」のページを作成しました。サイトへのUP日 2015年5月23日