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指宿探訪  指宿市
前回(2008/01/04)は、指宿市内で砂むし温泉を体験し、知覧武家屋敷を探訪した。今回、開聞岳登山(2016/3/3)を兼ねた指宿再探訪では主に長崎鼻エリアと池田湖を中心に散策した。長崎鼻エリアには、動植物園(長崎鼻パーキングガーデン)、竜宮神社、白亜の長崎鼻灯台等の名所があり、観光地として開発され、岬へ続く狭い道すじには多くの土産物店が立ち並び観光客で賑わっていた。長崎鼻から、海越しに霊峰開聞岳の雄姿を眺望できた。山川は琉球よりさつまいもを持ち帰って全国に広めたとされる前田利右衛門の生誕地であり、かれの功績をたたえる徳光神社を探訪し、足跡を辿った。長崎鼻エリア外では数十年ぶりに幻の怪獣「イッシー」と「大ウナギ」で有名な池田湖へ足をのばし、池田湖の湖越しに眺望する開聞岳風景を楽しんだ。 探訪日16/03/04
  長崎鼻散策 | 池田湖 | 指宿砂むし温泉| 開聞岳登山(別窓)| 知林ヶ島(別窓)| 知覧武家屋敷(別窓)|
長崎鼻散策
開聞岳眺望 | 長崎鼻灯台 | 溶岩と潮だまり |ソテツ自生地 | 篠原鳳作句碑 | 竜宮神社| パーキングガーデン|  フラワーパーク| 前田利右衛門

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長崎鼻からの 開聞岳眺望
 
開聞岳定番のビューポイントからの眺望  

長崎鼻溶岩岩場からの開聞岳眺望

長崎鼻海岸線からの眺望
 長崎鼻灯台
 
海の航行を見守る薩摩長崎鼻灯台
1957年(昭和52年)完成。大隅半島と薩摩半島に囲まれた錦江湾(鹿児島湾)に出入りする船舶や東シナ海を航行する船舶の道しるべとして貴重な役割を果たしている。

 最先端へ続く溶岩と潮だまり
 
灯台下の薩摩半島最先端岬へ続く溶岩<長崎鼻は、約10万年前に噴火した名頃と考えられ連続した溶岩やごつごつした岩石が延長約2kmに続く岬だった> 
   
岬先端の潮だまり<海面の静かな潮たまりでは南方系の小魚をみることができた>

 ソテツ
 
 
長崎鼻一帯にあるソテツは自生しているソテツでそのうちの一種はここ山川、坊津、佐多、内之浦の四ヵ所に生育し、「ソテツ自生地の北限」として国の特別天然記念物に指定されている。 
→内之浦火崎のソテツ   →佐多のソテツ 

 篠原鳳作句碑
   
↑長崎鼻の白灯台近くに立つ 篠原鳳作句碑。鹿児島県の代表的俳人 (1906〜1936年)
 満天の星に旅ゆくマストあり
しんしんと肺碧きまで海の旅
幾日はも青うなばらの円心に

龍宮神社
   
 
長ア鼻は浦島太郎伝説発祥の地とも言われ、ここ長崎鼻に竜宮神社が鎮座し、豊玉姫が祀られている。 
 長崎鼻パーキングガーデン
   
 
 ↑「長崎鼻パーキングガーデン」は 亜熱帯植物群が生い茂る南洋の楽園として熱帯ジャングルを再現した癒しのスポットで園内には、珍しいサル類や鳥類などの小動物が、なるべく自 然に近い形で放し飼いにしてある。
 フラワーパーク
   
 
 ↑「フラワーパークかごしま」は、開聞岳を背景にした花広場や、鹿児島湾を一望できる展望回廊、ウインドスルー形式の屋内庭園などがあり、温室では東南アジアや中南米原産の熱帯植物が楽しめる。エントランス近くの「アコウ」は樹齢が約400年と推定され、フラワーパークかごしまのシンボルツリーとなっていた。
「前田利右衛門」墓碑と徳光神社
  前田利右衛門(山川郷岡児ヶ水出身)は、1705年(宝永2)琉球から鹿児島県に初めて甘藷(サツマイモ)の種芋を持ち帰り、全国に広め、大切な食料として多くの人々を飢餓から救ったとされる。1875年(明治12)、利右衛門の功績をたたえてつくられたという徳光神社と利右衛門の墓石を訪ねた。
   
↑ 前田利右衛門の墓石と墓碑  ↓徳光神社
 
徳光神社(鹿児島県指宿市山川にあり別名「からいも神社」)
   
↑前田利右衛門の功績を偲ぶ徳光神社境内の頌徳碑 
 池田湖散策
幻の怪獣「イッシー」の湖としても有名な池田湖は、九州最大の湖で四季の花々が心を和ませ、開聞岳のビュースポットとなっている。  池田火山の陥没によってできたカルデラ湖で周囲15km、最新223mの九州最大の湖である。この湖に棲息している大ウナギは体長1.8m、胴回り60cm、体重20kgもあり、市天然記念物に指定されている。
   
 池田湖畔に置かれた幻の怪獣「イッシー」像 水槽の大ウナギ 
 
開聞岳を背景にした池田湖フラワーガーデン   2016年3月4日
 指宿市内 砂むし温泉
 砂むし会館「砂楽(さらく)」
指宿は天然の砂むし温泉で有名だ。「砂むし温泉」とは砂浜に湧く地熱を利用して適当な温度の砂で温まる入浴法で、いわば砂むしサウナである。今回、市営の砂むし会館「砂楽(さらく)」で砂むし温泉を楽しんだ。泉質はナトリウム塩化物泉で、神経痛、筋肉痛に効き、エステ効果もあるという。指宿には中心的な摺ヶ浜(すりがはま)を含め、柴立、潟口、二月田、湯ノ里、弥次ヶ浜と六ヶ所の泉源があり、これらを総称して指宿温泉という。 2008/01/04

市営の砂むし会館「砂楽」 「ゆくさおじゃったもした」は鹿児島方言の丁寧なあいさつことばで「ようこそおいでくださいました」の意。
砂むし温泉風景 補助の人がスコップを使って砂を盛り、10分程待つ。
砂の付着を防ぐためにCAPをかぶり浴衣を着て頭部以外の体全体に、地熱で温まった砂を盛ってもらう。一定時間(約10分)過ぎると体全体から汗が噴き出し、疲れが取れ、体内の老廃物を排出。後はシャワーと温泉でユックリ、サッパリ、スッキリ。

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