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川上の風景・やまびこ館 肝付町

川上は、県道542号岸良高山線の肝付町後田にある。風光明媚で国見山系の静かな山里にある同地区は、過疎高齢化が進んでいたが校区にある川上中学校の木造校舎が2009年、国の登録有形文化財に登録されたのを機に校区一体となった地域興しの気運が高まり、遂に長年の夢であった地域交流施設「やまびこ館」が開館した。「やまびこ館」は住民の交流の場や物産の販売でけでなく、地区外からの交流人口増の期待が高まる。又、自然豊かな川上は高山川支流と岩屋川の合流点近くに位置し、「片野の滝」「岩屋の滝」と呼ばれる美しい景観の滝があり、この滝や清流を見学できるように遊歩道が整備された。校区の二股から金弦にかけては照葉樹の原生林が存在する。甫与志岳を含めたこれら川上の自然の風景は、川上を探訪した人にきっと感動を与えるにちがいない。最終探訪日 2010・11・7
川上の自然風景  川上中学校木造校舎  地域交流施設「山びこ館」

道路沿いに立つ川上標語「えっておいでよ」「かばが萌え」「じかが鳴く」「ずとみどりの古里へ」

川上の自然風景
四季折々美しい景観を呈する川上の風景
棚田と清流の川上の風景


風光明媚、山紫水明・・・川上の自然風景

片野の滝

岩屋の滝
花崗岩の渓谷美と自然の織りなす絶景の滝風景

金弦の清流

金弦の滝
金弦の清流と滝風景
金弦の森 樹林内風景

川上中学校木造校舎
1949年建立の木造校舎が2009年、国の登録有形文化財に登録され、地域興し起爆剤のひとつになった。

川上中学校木造校舎風景
川上中学校木造校舎風景
地域交流施設「やまびこ館」
川上地域交流センター・物産館「やまびこ館」が11月7日(日)にオープンした。住民の交流の場と人口増契機の期待を込めてつくられたやまびこ館は「川上の山の幸、自然の豊かさ、人情など田舎のよさ」が売りだ。施設は建設面積約79平方メートル(約20坪)と広くないが地元産の杉がふんだんに使われ、木の香りで満ちている。交流スペースには自在カギ付の大きなイロリ風テーブル、物産販売スペースには地元産の米や野菜、竹細工などが並ぶ。開館は原則として水・土・日の午前8時半から午後5時。

川上地域交流センター・物産館「やまびこ館」  開館日11月7日

やまびこ館オープン風景
川上地域交流センター・物産館「やまびこ館」がオープンし、町内外からたくさんの人出でにぎわった。午前9時から落成式典、同10時にオープン。物産館内は身動きできないほどの大盛況ぶり。餅つきや手巻き寿司の体験とプレゼント、川上産米のすくい取りプレゼント等盛りたくさんのメニューが準備されていた。物産館に隣接する体育館内ではオープン祝賀会が開かれ、川上中学校生徒全員14名による「ヨサコイソーラン」の発表があり、大喝采を浴びた。

大勢の来館者でにぎわうやまびこ館

大盛況ぶりの館内風景

自在かぎつきのいろり風交流スペース

地元産の農産物販売スペース

地元産米の販売スペース

もちつき体験と紅白もちプレゼント

手巻き寿司体験とプレゼント

祝賀会風景 川上中生徒による「ヨサコイソーラン」

舞踊アトラクション

「金弦の森と川上の風景」「歌活動」→元気風ネット

ps;総事業費約1800万円で電源立地地域対策交付金を活用。建築面積約79平方メートル。管理運営は地元住民でつくる運営委員会で行われる。原則として水、土、日曜の午前8時半〜午後5時に開館。


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