北京名所探訪「胡同(フートン)      top
鼓楼・ 鐘楼の旧跡と胡同ツアー
 
胡同街並み風景
胡同(フートン)とは主に北京市の旧城内を中心に点在する北京の下町にある庶民の住宅街にある細い路地のことである。近年開発に伴い胡同は少なくなりつつあるが鼓楼と 鐘楼のある什刹海(しゅんせつかい)公園付近には、胡同が多く残り、保護地域にもなっている。四合院という伝統建築も見られ、古き良き北京の面影をしのばせ胡同観光の名所になっている。今回、自転車タクシー輪タク)での胡同めぐりを体験し、失われ行く胡同(フートン)の素顔の一端に触れることができた。
 鼓楼と 鐘楼のある什刹海(しゅんせつかい)公園付近の胡同
 
鼓楼
 
鐘楼
  鐘楼は1273年に置かれ近年修復されて一般公開されている。高さは46mで基礎、城台、上楼の3層からな り、太鼓と小鼓を鳴らして、時間を住民に知らる役目があった。 鐘楼は明代(1420年)に置かれ、明清時代に毎日鐘をついて時を知らせる役目があった。建物の高さ48mで鐘の重さは63トンでその音は数十里の先まで届いたといわれ、鐘の音は老北京の風物詩だったという。 
  自転車タクシー輪タク)で胡同を巡る
   
 鼓楼の前には、赤いシートを張った自転車タクシー輪タク)がずらりと並び、胡同巡りをする観光客を待っていた
   
 自転車タクシー輪タク)で胡同巡り風景
   
胡同 街並み風景
 
細い路地が胡同街並み風景の特徴だ。
 
胡同の伝統建築「四合院」

「四合院」の門

木档(むんたん)と呼ばれる地位を表す玄関先の出っ張り
伝統家屋「四合院」の門には木档(むんたん)と呼ばれる玄関先の出っ張り がある。地位により大きさや造りがちがい、玄関門の出っ張った木档(むんたん)がそれを表す。普通は二つか四つで 木档の数が多いほど地位が高い。四合院の「四」の字は、東西南北の四面、「合」は取り囲むという意味で、四つの面に家屋があり、あるいは四つの面が壁に囲まれた家屋のこと
 (ここにマウスポインタを置くと最上段に戻ります)↑
 サイド計Count  top累計Count