ハーモニカ・アコーディオンで音楽療法
親子で楽しもう 〜心と感性を育む音遊び・わらべうた〜
 
鹿屋市子育て支援課つどいの広場”ひよこ”   広報HP
    つどいの広場”ひよこ”8月のイベント(0歳から3歳児) 2015年8月6日(木)
 本講座の趣旨 ○ 親子でわらべ歌や音遊びを楽しみ、心と音楽的感性を育む。
○音楽療法で日頃、子育てをされているおかあさん方の自立支援と、QOL(生活の質)の向上を目指す。
 活動風景  
 活動足跡と振り返り<Plan・Do・See> 
 活動1  ブラブラ、グーチョキパー、手あそびうたであそぼう。
 ねらい <リラグゼーション>親子いっしょに音楽に合わせてブラブラ体操や歩く、ジャンプするなどの基本的な動作で全身、手指を動かし、身体と心をほぐします。
 内 容 ブラブラたいそう、グーチョキパー、手あそびうたであそぶ。 
○ブラブラたいそう   ○グーチョキパーたいそう、手あそびうた
振り返り  家族以外の集団ともふれあって、対人コミュニケーションの第一歩を自然と踏み出すのに役立ちました。
 活動2  わらべうたであそぼう
 ねらい 赤ちゃんにかたりかけるあやしことば(わらべうた)の「いないいないバーあそび」をして、親子とふれあって遊びます。
 内容 「わらべうた」は、赤ちゃんのときは主に大人が赤ちゃんをあやす言葉であり、語りかけ歌ってあげる歌です。わらべうた「げんこつやまのたぬきさん」の最後の歌詞「またあした」を「いないいないバア○○」にかえて遊びます。 
 振り返り 「いないいないばあ あんよのびのび ほっぺつるつる」などのあやし歌や語りかけのわらべうたは、未発達な赤ちゃんにはとても心地よく響き、自然と優しい気持ちになり、親子のふれあいを深めました。
 活動3 音遊び、どんな音があるかな。 
 ねらい どんな音が出てくるかな?「音の玉手箱」から身近にある楽器や心にやさしく響く音を取り出し、見て・、聞いて・創って楽しむ音遊びをします。  
内 容  ○2か月もすると赤ちゃんは泣き声だけでなく、「アー」とか「ウー」という喃語を発するようになり、 1歳の誕生日を迎える頃から『意味のある言葉』を発して本格的な言葉の獲得が始まり、「マンマ・ママ、バアバ・ブウブ・パーパ」とかの意味のある発声が見られるようになります。人間のことばをはじめ、色々な音にも興味を示すようになり、言葉の学習プロセスが始まります。事前に準備しておいた、「音の玉手箱」の中から、気持ちを落ち着かせ赤ちゃんの好きな音や楽器を取り出し、いろいろな音にふれ、身近な音や楽器の音色を楽しみます。
 振り返り 本活動では竹の素材でつくった竹笛やハンドフルート、赤ちゃんに有用な音の出るオモチャ、身近な楽器(たたいて出す音、ふいて出す音)を紹介して、音あそびを楽しみ、音楽的感性を育む一助になりました。
 活動4 ハーモニカ、アコーディオン楽器介と演奏
 ねらい ハーモニカ、アコーディオンによる演奏を楽しむ。 
 内容 ハーモニカ・アコーディオンのそれぞれの楽器の共通点や楽器の特性を紹介し、ハーモニカとアコーディオン楽器の演奏を楽しむ。 
 振り返り 楽器の紹介をしながら演奏を聴いて楽しんでもらいました。ハーモニカ演奏では日本の名曲愛唱歌から荒城の月、赤とんぼ、月の砂漠を紹介しました。アコーディオン演奏では楽器の特性を生かし、コロブチカ、ダンゴ三兄弟、パリの空の下を紹介しました。未熟な演奏でしたがこれを機にハーモニカやアコーディオンの楽器に興味を持ち、日頃、子育てをがんばっていらっしゃるおかあさん方の癒しやストレス解消になったら幸いです。
 活動5  歌ってあそぼう
 ねらい ふるさとにのこるわらべ歌に親しむ。
内容・ 留意点
振り返り
「がねといのうた」「泣こかいとぼかい」などふるさとに残る歌を紹介し、いっしょにわらべうたを楽しみました。 クールダウンでは、「四季の歌」「花は咲く」の一部手話も紹介しながらおかあさん方と楽しく一緒に歌ってQOlを高め活動を終了しました。 

備考 

講座内容案内チラシ < つどいの広場”ひよこ”8月のイベント案内チラシ >
<参考にした文献など>
<幸せ子育てのアイデア(喜多村素子) あやすあそび(藤田浩子)>  <音楽療法入門講座>  <いつでもどこでも音楽ヘルパー( 織畠 匡子)>
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