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肝属川水系の池でボタンウキクサ(英名ウオーターレタス)が大繁殖。生態系への影響が懸念 
 ボタンウキクサの早急な除去を!
日本の生態系を破壊する恐れのあるボタンウキクサ(英名ウオーターレタス)が肝属川水系の池で大繁殖し、生態系への影響が懸念されている。ボタンウキクサは想像を絶する繁殖力のため、このままでは在来植物の生育や川や池の魚などの生き物の生態系への影響、水路阻害等の悪影響が懸念される。驚異的な繁殖力を考えると一日も早く現在繁殖している株を除去し、ひと株とも他へ移動したり下流へ流さないことが大事だ。ウォーターレタス(ボタンウキクサ)は世界中で帰化し、繁殖して環境を破壊することから、平成18年に特定外来生物とされ、販売・栽培などが一切禁止されている植物である。一度繁殖してしまうと始末におえなくなる。発見したら初期の徹底除去が大切だ。
鹿屋市内の水辺の広場田崎池、川西町のテンパ池、;王子町和田井堰公園池を定期的に観察し、現況をルポしたい。  最終更新日2017/2/17
現況ルポ    田崎池  川西池 和田井堰公園    メディア情報
 最新現況ルポ
 川西池現況ルポ  最終更新日2017/6/9
 田崎池、王子町和田井堰公園池は、定期的に除去作業の跡が見られるが川西池は依然として危ない状況である。川西池はその後、池の周りを金網を張りめぐらし、人的安全面の対策が取られているが根本的な生態系保全の対策にはなっていいない。用水路へ流出したボタンウキクサをネットでせき止め、流出を防ぐ対策が取られているが大雨で流出の危険性が高い。
   
金網柵で囲まれた川西池
   
 用水路へ流出してしまったボタンウキクサ
  和田井堰公園池現況   2016/11/1
和田井堰公園池は、カワセミ等野鳥観察のポイントでもあるがこの日カワセミを撮りにきた他の二人と出合い、外来種ボタンウキクサの情報を交換できた。カワセミ観察会後は手持ちの網で届く範囲のボタンウキクサの除去作業をして解散。 
 
   
  川西池  2016/10/8
先月(9月10日)探訪時は除去作業後で池底の湧水が確認できたが一ヶ月近く後の10月8日の探訪時には早くも水面の3分2以上を覆う程に繁殖していた。  2016/10/8
 
 川西池  2016/9/10
 これまで改善のみられなかった川西池のボタンウキクサの除去が行われていた。しかし、水面奥の一部には取り残しがあった。池から続くせまい用水路にはボタンウキクサが繁殖していた。除去され近くに積み残しされえた大量のボタンウキクサも気になるところだ。今後、水面の片隅に残っているボタンウキクサ用水路の繁殖状況を見極めたい。2016/9/10
 
ボタンウキクサが除去され、久しぶりにきれいな池の水面が顔を出した川西池。池底から湧出する水や魚たちの群れがはっきり観察できる。2016/9/10
 
2016/8/13

2016/9/10 
 ↑一ヶ月前の川西池と現在の川西池
 
池の水面に残るボタンウキクサ

用水路に残るボタンウキクサ 
↑池の隅にとり残されたボタンウキクサと池の用水路に繁殖しているボタンウキクサ 
 
除去され山積みされたボタンウキクサ
 
隣には皮肉にも今問題の外来種琉球アサガオが!
 水辺の広場「田崎池」のボタンウキクサ
葉を落としたメタセコイヤを水面に映し、 素晴らしい景観が保たれたいた。  2017/2/17
 
 
 除去作業が終わりすっきりした水面だった。しかし、東屋付近から用水路一帯にかけて手に負えないほどの大繁殖ぶりだった。2016/11/1
 
除去作業が終わった田崎池 2016/11/1
 
用水路部分はボタンウキクサ、ホテイアオイの外来種が大繁殖 2016/11/1
 4月9日探訪時(下写真)に比べて水面が一変していた。ホテイアオイとボタンウキクサが混在して、繁殖していた。 2016/8/13
 
4ヵ月の間に一変した田崎池  2016/8/13
 
スイレンとボタンウキクサ、ホテイアオイが混在した水面 2016/8/13

昨年の秋以降定期的に景観美化とボタンウキクサ、ホテイアオイの外来種駆除の作業が行われ、探訪時ボタンウキクサは発見できなかった。  2016/04/9
田崎池現況   2016/04/9
 
ボタンウキクサが完全に除去された田崎池の現況  2016/04/9
  ↓田崎池  2016/01/02
 
水辺の広場田崎池はハスの開花時期が終わり、ハスの株の間にはボタンウキクサが繁茂していた。池や水路のボタンウキクサの除去作業をしていた指定管理者の話によると例年にないボタンウキクサの大繁殖だという。 お盆前に除去作業を済ませただけなのに2ヶ月間で水面がボタンウキクサで覆い尽くされてしまい除去するのに10日間以上はかかるという。 2015/9/4

9月4日に除去作業風景を取材させていただいてすっかりきれいになった田崎池だがあれから3ヶ月、その後また繁殖し、3回目の除去作業について指定管理者から下記のメールが届いた。メールには今回、重機を使った作業風景の動画も添付されており、除去作業の大変さがうかがえる。 2015/11/21
↓田崎池の指定管理者からいただいたメール
田崎みずべ゛の広場 3回目WL除去について  https://youtu.be/-O9lIz-7aJc


色々調査の結果 池面全部をきれいにしないと

WLは除去できないと思いました。

他水生植物との 生育関係に頭を痛めております。

指定管理者 


動画のWL除去作業風景、一度広がってしまうと除去作業が大変だ。2015/11/16
  水辺の広場「田崎池」のボタンウキクサ除去作業風景 2015/9/4
 
田崎池水辺の広場西側のボタンウキクサで覆われた水面
 
東側の土手に高く積み上げられ除去されたボタンウキクサと水面
 
ハスの株の間にはボタンウキクサが繁茂、除去する作業は手間がかかるという。
   
水辺の広場田崎池のボタンウキクサ除去作業風景 
 
田崎池水路のボタンウキクサ除去作業風景
 すっかり除去作業も終わり、装い新たに新年を迎えた田崎池。これからもその後の池の現況をレポートしていきたい。
田崎池外の 市内各池の現況   
 川西池(通称テンパ池)
 鹿屋市田崎小学校近くの川西にある通称「テンパ」池が想像を絶するほどのボタンウキクサに覆われていて驚愕してしまった。近くの住民に尋ねるとこんな光景は今まで見たことがないという。最近、淀川や徳島の吉野川などあちこちで大量に発生したボタンウキクサのニュースを見かけ、よそ事のできごとに思っていたが目の前にこんな光景を見かけ足がすくんでしまった。2015年6月28日

 ↓ 川西池現況
 今の時期、水位をかなり落とし、葉の変色が見られるが池、用水路ともに依然として改善は見られない。台風や大雨により、本流への流出が見られ、漁網等への被害も出始めているという。    2017年2月17日
   
川西池現況 2017年2月17日
 寒い1月の探訪時は葉の変色が見られたがこの時期、緑を取り戻し生き生きと育っていた。池と繋がる用水路にもボタンウキクサが見られた。今の時点でボタンウキクサハ繁殖力があり、寒い時期葉の一部に変色が見られたが枯れることはなく、寒さにも強いということがわかった。今後注意深く観察を続けたい。2016/04/9
 
ボタンウキクサに覆われた川西池水面の現況
   
 用水路のボタンウキクサ
 ↓ 最新川西池状況    2016/01/17

 この時期まだ緑を残すテンパ池のボタンウキクサ 
 ↓ 最新川西池状況   1016/01/02
  その後も放置状態で変色した葉のボタンウキクサで覆われたテンパ池水面。
 
水位が低い状態で沼化し、変色したボタンウキクサで覆われたテンパ池

これまでの川西池状況 
 
 鹿屋市川西町にあるテンパ池の隙間もないほどの水面を覆うボタンウキクサに圧倒された。  2015年6月28日
   
隙間がないほど池の表面を覆い尽くすボタンウキクサ 2015年6月28日
 
水路側から池を望む水面のボタンウキクサ

前回探訪時から二ヶ月経過後のテンパ池。水位が低下しているものの水面のボタンウキクサに覆われた景観は変わらず2015年9月4日
   
 水門の網でブロックされているテンパ池のボタンウキクサ
   
 ※テンパ池も数年前までは淵の木々の樹上で羽を休めるミサゴやカワセミを観察できたが最近はほとんど見かけない。
 王子町和田井堰公園の池
↓ 最新和田井堰公園現況   2016/04/9
 
隙間がないぐらい水面はボタンウキウサで覆われていた。
 
約一ヶ月ぶりの探訪。池のボタンウキウサは除去され、池の周辺もきれいに整備されていた。2015年10月2日 
 
王子町井堰公園の池は定期的に除去作業が進められているがあっという間にボタンウキクサが水面を覆ってしまっていた。2015年9月4日
 
ボタンウキクサでアイガモたち水鳥の遊び場も狭くなっている。
   
※和田井堰公園の池は定期的に除去作業が行われ、なんとか景観が保たれているが除去作業にかかる手間暇が大変だ。幸いにこの日はカワセミも見られた2015年9月4日

 備 考
ウォーターレタス(ボタンウキクサ)は世界中で帰化し、繁殖して環境を破壊することから、平成18年に特定外来生物とされ、販売・栽培などが一切禁止されている植物である。一度繁殖してしまうと始末におえなくなる。発見したら初期の徹底除去が大切だ。
 メディア情報
 12月9日の南日本新聞に「ダム湖の水草除去」の記事が掲載されていた。「・・除去しているのは、2008年にダム湖で初めて大量発生した特定外来生物ウオーターレタス(和名ボタンウキクサ)や要注意外来生物ホテイアオイなど。・・・」の文面があり、地元外の県内でもボタンウキクサ発生の事実を知ることができた川や池だけでなくダム湖でも大量j発生の記事は原因究明を含めて今後の早急な対策に警鐘を鳴らしている気がする。