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西之表探訪編 西之表市

種子島topへ西之表市は種子島の北部に位置し、大隅半島まで43km。南は中種子町に、三方は東シナ海、太平洋に面する。東西8.2km、南北25.2km.面積は205.78平方キロメートルで島の45パーセントを占める。総人口17336人(2009年6月1日現在)。温暖な気候で耕地面積にも恵まれているため農業が基幹産業となっている。国・県の出先機関が西之表市に集中し、種子島の流通・経済・行政の中心となっている。西之表港は高速船やフェリーが就航し、海の玄関として活気がある。種子島総合開発センターには鉄砲伝来の史実をはじめ、民俗芸能資料が多数保存されている。海岸地域は景勝地が多く、海水浴場、キャンプ場があり、近年サーフィンなどのマリーンスポーツが楽しめる地として人気が高い。

「海の玄関」西之表港
西之表の風景(自然風景や名所、史跡など)
立山海岸・カシミヤ号漂着碑 鉄浜(かねはま)海岸 天女ヶ倉公園
西京ダム公園、あっぽーらんど 浦田港・浦田海水浴場 種子島開発総合センター

立山(舞床)海岸・カシミヤ号漂着碑 (西之表市立山)
明治18年(1885年)、立山の村人は難破した米国の商船カシミヤ号の船員七名を救助し、親切に世話をした。米国人は立山に数日留まった後、鹿児島を経て無事本国に帰ることができた。立山海岸の立山漁港近くには昭和9年、安城区民が建てた「米国人漂着地跡」の碑が建つ。

立山海岸の紺碧の海風景

立山海岸に建つ米国人漂着地の碑

立山漁港
案内:種子島屈指の景観を誇る「犬城の浜」を後にして、県道75号線を車で北方向へ20分ほど走ると上写真の「カシミヤ号遭難者救助の址」の案内柱が道路脇に建つ。矢印に従って5分ほど下ると碑の建つ立山海岸に着く。立山海岸を後にして、鉄浜海岸へ向かう途中、平成18年に完成したという立派なカシミヤ橋が架かる。ここから眺める風景も絶景だ。

橋から眺望した大川田海岸

橋の長さ50mのカシミヤ大橋

橋から眺望した大川田川と田園風景
立山海岸・カシミヤ号漂着の碑から→鉄浜(かねはま)海岸へ

鉄浜海岸(西之表市安城)
鉄浜(かねはま)海岸一帯は昔から砂鉄が採れることでこの名が付けられている。サーフィンのメッカとして全国的に有名な海岸で、海岸の近くには10件前後のログハウスが建ち並ぶ。海岸にはサーフィンにぴったりの大波が打ち寄せ、サーフィンを楽しんでいる光景が見られる。青い海と白波のグラデーション風景が実に美しい海岸だ。

荒波が打ち寄せる鉄浜海岸は絶好のサーフィンポイントだ。

海岸線、北方向を望む。

海岸線、南方向を望む。

青い空と海、白い波のグラデーション風景が美しい。

海岸近くのログハウス風景

鉄浜海岸から→天女ヶ倉公園へ
天女ヶ倉(あまめがくら)公園 (西之表市安納)
天女ヶ倉公園から展望した太平洋側の風景は絶景で大パノラマを展望できる。天候が良ければ大隅半島から、南海の島々まで見え、北種子一円を眼下におさめることができるという。公園のある標高は、238mで「天女ヶ倉山」と名付けられ、種子島で唯一、国土地理院のマップに登録された山だ。公園内はトイレや駐車場が整備されている。

天女ヶ倉公園から展望した太平洋を望む風景は絶景だ。眼下の軍場(ぐにわ)を望む。
天女ヶ倉公園の展望所・休憩所風景

整備された駐車場・トイレ施設

駐車場から公園へ向かう遊歩道

標高を示す三角点

公園一帯は野鳥の楽園
公園一帯の風景

ps:天女ヶ倉(あまめがくら)は安納の天御中主命(あまのみなかぬしのみこと)を祭った神社のアマメガクラの神に由来する。

天女ヶ倉公園から→西京ダム公園(あっぽーらんど)へ
西京ダム公園(あっぽーらんど)西之表市
西京(さいきょう)ダム公園「あっぽーらんど」は、西之表の北東にある島唯一のダム公園である。西京川水系又延川にある西京ダム一帯は、親水公園・交流館・多目的グランドとして整備され、市民の憩いの場、交流の場として利用されている。広い公園内には複合遊具施設や展望用大型帆船、屋根付き競技場、多目的交流館、ふれあい広場、じゃぶじゃぶ池などがある。ダム中央湖面には両岸をつなぐ散策用の橋が設置され、遊覧ボートが浮かぶ。

西京ダム湖面の噴水風景

公園内にある大型帆船だむだむ号と複合遊具施設

ダムの両岸をつなぐ遊覧橋

ps:西京川水系上流の西京(さいきょう)ダムは1979年着手、1987年に竣工。西京ダムの水は上水道、かんがい用水に利用されている。「あっぽー」は種子島の方言で「遊ぼう」という意味。

西京ダム公園(あっぽーらんど)から浦田漁港・浦田海水浴場
浦田漁港・浦田海水浴場西之表市国上浦田(うらだ)
西之表市の北端に浦田港はこじんまりとした、静かな入り江を持つ天然の良港である。港の南側に、日本の水浴場88選のひとつ、青い海と白い砂丘が広がる浦田海水浴場があり、シーサイドハウスの外観が一際目立つ。駐車場、トイレ、シャワー施設なども完備し、シーズン中はキャンプもできる美しい海岸だ。

天然の良港、浦田漁港

一見UFO基地と見間違える浦田海水浴場(浦田港近くから眺める) 

外観が目を引くシーサイドハウスとテント風景

白いビーチの広がる静かな入り江の浦田海水浴場、後方は浦田漁港。
ワンポイント風景

馬毛島遠景

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