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高須町祇園祭・刀舞 鹿屋市

高須町伝統行事の祇園祭・刀舞は、五穀豊穣、悪疫退散、子供の健全な成長と町の活性化を図る目的で開催され、今年は8月4日(日)に開催された。祇園祭(おぎおんさあ)で行われる刀舞(かっなめ)は、祇園祭の山車の代わりに行われ、刀舞(かたなまい)、弓舞(ゆみまい)、長刀舞(なぎなたまい)、田の神舞(たのかんまい)、鬼神舞(きじんまい)の5段で構成され、御輿と共に町内を練り歩きながら踊る全国的にもめずらしい舞だ。波之上神社で神事・刀舞奉納後、花火の合図で町内巡行がスタート。太鼓を打ち鳴らしながら進み、大通りの要所で整列し、万葉和歌の朗詠後、5つの舞が同時に舞われる。舞が終わると同時に怖い鬼神の面を被った屈強な男4人衆が観客の中の親に抱かれた幼児を見つけては、わざと奇声をあげ幼児が泣き出すまで脅す。幼児が鬼神面に驚いて泣き出すと親や見物人は大笑いとなり、祭りが一気に盛り上がる。平成13年、市の無形民俗文化財に指定され、高須町刀舞伝承保存会によって継承されている。最終探訪日2013年8月4日(日)


高須町祇園祭・刀舞2013   (2013・8・4)
   

高須町祇園祭・刀舞風景 
 奉納刀舞  奉納舞は、御巡行の前に神社境内で舞われる。
   
勇壮な長刀の舞
小学生による刀舞
陣笠に浴衣・袴・三色の襷の出で立ちで舞う優雅な弓舞
田の神独特の「めしげ」を使ったユーモラスな田の神舞
荒々しく勇壮な鬼神舞
祇園祭と刀舞  祇園祭のご神幸の先導をつとめる刀舞風景
先頭は長刀2人による「長刀舞」
2番手は小学生による「刀舞」
三番手は中学生による「弓舞」。陣笠・袴・三色の襷のいでたちの弓舞は優美で見応え十分だ。
四番手の「田の神舞」はめしげを片手に陣笠の出で立ちでひょうきんな踊りが笑いを誘う。
最後は恐い鬼神面で豪快に踊る「鬼神舞」

舞の合間に幼児を抱いた親を見つけては、わざと奇声をあげ、幼児が泣き出すまで脅す。


舞いのリズムをつくる太鼓は刀舞に欠かせない

小学生低学年(2年生から4年生)による御輿かつぎ


動画で見る高須町祇園祭・刀舞

追記;刀舞い「高須祇園祭」は、旧暦6月15日八坂神社の祇園祭に行われる神楽舞で刀、長刀、鬼神、田の神、弓の五つの舞を同時に舞いつつ御輿と共に町内を練り回る。元来前記四種「弓を除く」の舞いは、祇園祭とは無関係で明治の末までは波之上神社の神事として大晦日の夜明けまで行われて来たものである。当時、祇園祭は故あって山車も廃止され非常にさびれていたのでその復興策として、この神楽舞を祇園に付随させ街頭まで進出し行われるようになった。弓舞は正月行事として行われた。破魔弓の児戯が明治の末ごろすたれたので、これを神事として取り上げ、弓舞の形式としたものである。(鹿屋市史より) 

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