ふるさと探訪記TOPへ

国見山レーダ雨量観測所肝付町

国見山レーダー雨量観測所は国見山の稜線上、標高888mの山上にある。昭和58年3月に建設され、全国に26ヶ所設置されているレーダー雨量観測所のうちのひとつだ。国見山のレーダ雨量観測所は国土交通省が管理し、雨の範囲、強さ、動き、発生、消滅などの広範囲の情報を観測するシステムで、河川や道路等の災害予知や生活の暮らしに役立てられている。
レーダー雨量観測所付近の山頂付近は視界を遮る障害物がなく、360度の大パノラマだ。山頂にあるレーダー観測所から東方向に白砂青松の志布志湾、北方向の眼下には広大な肝属平野を悠々と流れる肝属川とその奥に雄大な高隈山系、南西方向のはるかかなたには開聞岳、南方向には国見の連山が一望できる絶好の展望所となっている。
  最終探訪更新日 2009・5・24

国見山レーダー雨量観測所全景

国見山レーダ雨量観測所見学風景
今回、「かたいもんそ肝属川」(注)の国見山レーダー雨量観測所見学会に参加する機会に恵まれた。施設内を見学しながら国土交通省の職員の方々にレーダ雨量計の目的やシステムについてくわしく説明していただいた。

レーダー雨量観測所見学会風景

レーダー雨量観測所見学会風景
施設内見学風景 昼食交流会風景

国見山レーダー雨量観測所からの眺望風景 


国見山レーダー雨量観測所案内板越しに志布志湾を望む

観測所から北方向に肝属平野、高隈連山を望む。

観測所北方向の眼下を流れる肝属川と田園風景

背後の南西方向に開聞岳と国見連山を望む。

背後の南方向に黒尊岳、甫与志岳、国見山系の連山を望む。

注;「語いもんそ きもつっ川」はふるさとの川である肝属川について、地域住民と共に考え、親しみやすく安らぎのある「自慢の肝属川」を創っていくことを目標に今後の肝属川の方向性について、会員からの意見・要望等を集約し、大隅河川国道事務所へ提言することを目的に結成された会である。

二万五千分の一の地図で見る。