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単元名 |
米こめ探検隊
〜おいしいお米を作ろう〜
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テ│マ |
研究主題
自ら学ぶ力を育み、意欲的に活動する子どもの育成
〜横断的・総合的な学習における米栽培の実践を通して〜
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指導計画
40時間 |
横断的・総合的な学習時間配当内訳
社会科
食料生産を支える人々
21時間中8時間
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国語
伝え方を工夫して発信しよう
16時間中5時間 |
寿タイム
「米こめ探検隊」
17時間
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理科
植物の成長
5時間 |
家庭科
おいしく食べよう
5時間 |
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ねらい |
○米作りの調べや体験を通して米作り農家の工夫や努力、喜びや苦労を感じ取ることがでできる。
○体験活動、観察・インタビュー活動、インターネット・図書資料等の情報活用、交流学習から自分達の課題を解決し、調べたことを分かりやすく発表することができる。
○おいしい米作りの体験を通して労作の苦労や喜び、命や環境の大切さに気づき、それらを今後の自分の生活の中に生かすことができる。 |
ふれる
・つかむ |


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社会「農業のさかんな地域をたずねて」(稲作に励む人々)から米袋を調べ個々の課題を決定する |
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自分の家から持ち寄った米袋 |
社会科「米づくりのさかんな地域」の学習の導入で「自分の家で使っているお米の袋を持ってこよう」から学習がスタートした。持ち寄った米の空き袋を見つめる中で、「お米の種類」「米の生産地」に目がむき米の学習に対する興味は高まっていった。「自分たちでもおいしい米を作って食べたいな」、このつぶやきが本テーマ設定のきっかけになった。
早速、JAの「バケツ稲づくりセット」を申し込み、栽培活動と課題解決学習を平行させながら、活動がスタートした。 |
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米にはどれぐらいの種類があるのか。
米の生産地はどこか。
いねの成長と育て方
一本のいねわらに何こ米つぶが入っているのか。
コメ作りにかかる時間
お米を使った料理法
安全でおいしい米づくり
アイガモ農法って何
世界のコメ作り
おいしいコメ作りの方法
稲の生長は他の植物とどうちがうのか。
コメ作り農家の喜びや苦労
等のつぶやきの中から個人やグループの課題を設定した。 |
調べる |
課題解決のために個人やグループで必要な情報をさがし、様々な方法で収集し、集めた情報を整理してまとめる。 |
インターネットを使って |
図書室の本を利用して |
インタビューやFAXを利用して等 |
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伝える
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発表
する |

(中間発表)
調べた情報の内容を相手意識、目的意識をもって様々な方法を用いて相手に伝える。
課題について調べた事を発表する。 |
かべ新聞にして発表したよ |
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わたしはこのごろお米がおいしく感じます。なぜかというと最近総合的な学習でお米のことを調べるようになったからです。・・・
日ごろ、なにげなく食べている米にもたくさんの種類があることがわかりました。そこでお米の種類について調べた事を発表します。・・・
わたしたちの班は、お米を使った料理について調べました。米を実際に育てて、育てた米で自分達で料理をしたいです。・・・
安全でおいしい米づくりについて発表します。・・・
米農家の喜びや苦労について発表します。・・・
イネの開花のしくみについて発表します。・・・・
イネの育て方について発表します。
・・・ |
OHPシートに写しプロジェクターを使って発表したよ
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育てる |

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収穫する
・つくる |

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交流する |


稲作農家との交流
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上川沿小よりいただいた「秋田こまち」と自分達で育て収穫したいもを使ってからいもごはんを作る。 |
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まとめる |


総合的な学習発表会(2003年2月21日)
保護者や他のクラスと交流し、発表する。
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「米こめ探検隊」ポスターセッション |
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振りかえる |

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○課題を設定し調べる学習・体験する学習・伝える学習を通して、「児童の主体的な学習活動を深め、児童自ら学ぶ力を育み、意欲的に活動する子どもの育成」の本テーマに迫ることができた。
○米作りの調べや体験活動、米作り農家との交流を通して米作り農家の工夫や努力、喜びや苦労を感じ取ることができた。
○米作りの体験を通して労作の苦労や喜び、命や環境の大切さに気づき、それらを今後の自分の生活の中に生かすi意欲付けを図ることができた。
○上川沿小より送っていただいた「秋田こまち」と自分達で育てた米を紹介しあって交流学習へ発展させることができた。
○米作りの、体験活動、観察・インタビュー活動、インターネット・図書資料等の情報活用、交流学習から自分達の課題を解決し、調べたことを分かりやすく発表し、情報リテラシーを育てることができた。
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