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ワット・マハタート(アユタヤ)タイ アユタヤ県

アユタヤ世界遺産産巡り:アユタヤのワット・マハタートの仏教寺院跡を訪ねる。
ワット・マハター トは世界遺産アユタヤ遺跡群の重要な寺院のひとつで、1374年にアユタヤー王朝3代目の王、ボーロマ・ラーチャーティラート1世により建建、1390年に完成されたとされる。他に1370〜88年の3代目ボロム・ラチャシラット1世が建てたという説もある。中央にはロップリー様式の大きなチェディ(仏塔)があったとされ、1767年に、ビルマ(ミャンマー)の攻撃により壊滅的な打撃を受け、破壊された。切り落とされた仏頭が長い年月の間に木の根に取り込まれてしまったという仏頭がワット・マハタートの過去の歴史を物語っていた。アユタヤの寺院の廃墟跡は、戦争の悲惨さや愚かさ、平和の大切さを後世に伝える貴重な世界遺産の史跡として心に残った。 
 
異なる二つの説をもつ謎めいたアユタヤの寺院は、14世紀の重要な遺跡だ。

 木の根に包まれた仏頭
アユタヤの数多い世界遺産遺跡群の中で最も印象に残ったワット・マハタートの木の根に取り込まれた仏頭。切り落とされた仏頭が長い年月の間に木に取り込まれてしまったという。仏像の顔がアユタヤの悲惨な戦争による破壊の歴史を語っているようだ。できることなら仏頭を縛られた木の根からはずし、自由な姿に帰ってほしい気がするがアユタヤの歴史と平和の大切さを後世に伝える世界遺産の貴重な史跡だ。 
   
 長い年月の間に木に取り込まれてしまった仏頭
 
仏頭よりも頭が低くなるように注意しながら座って仏頭の前で記念写真。「仏像の頭部より上に立たないようにお願いします」と日本語による注意看板が立てられていた。
  ワット・マハタートのチェディ(仏塔)風景
 
入口近くの首のある仏像は後世に設置されたものと思われる。
 
仏塔風景 塔上部付近は植物が生え風化し、歴史の深さと保護の難しさを感じさせる。
 
f瓦礫の仏塔と修復された仏塔
 
クメール様式の面影を残す仏塔
 
 
高さ44mあったとされる崩壊した中央塔のロブリー様式の大きなチェディ(仏塔)
ライトアップされたアユタヤ遺跡風景 
昼間の遺跡の風景とは全く違うライトアップされた遺跡。暗闇のなかにくっきり浮かび上がる寺院や仏塔の姿が神秘的だ。
 
 
 

アユタヤ世界遺産巡り:ワット・ロカヤスターを訪ねる。 
ワット・ロカヤスター(Wat Lokaya Sutha)はアユタヤの西方、遺跡群の一番奥にあり、全長約28m、高さ5mの巨大寝釈迦仏だ。建設は後期アユタヤ王朝中期で当時は他の仏教施設もあったというが今は近くに一つの仏塔を残すのみだ。アユタヤ王朝陥落時1767年に大部分がビルマ軍(旧ミャンマー)軍の破壊に合い、1956年にタイ芸術局により復元された。長い手足をゆったり伸ばし、静かな微笑みを浮かべて横たわる姿は80歳で入滅した仏陀を現しているという。
 
涅槃仏全体
 
頭方向からみた涅槃仏
 
 
足下方向から見た涅槃仏
 
蓮花と涅槃仏
番外編
       
 タイに来たらやっぱりゾウさんと遊びたいな

 
 追記:このページはタイ洪水前の2011年6月に家族でタイ観光をしたときの撮りためた写真の整理と旅行の思い出記録のために作成しましたページ作成日2012年3月11日
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