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善福寺の糸桜  神戸市有馬町

六甲山地落葉山の麓に位置する有馬温泉郷の善福寺では糸桜(一重の枝垂れ桜)が満開をむかえていた。善福寺は行基が開祖した有名な寺で境内には樹齢270年を越える糸桜があり「神戸市民の木」「神戸の名木」として市民に愛され親しまれている桜だ。有馬温泉の名所のひとつにもなっており、この日は善福寺に咲く満開の糸桜を一目見ようとたくさんの観光客が訪れていた。

善福寺境内に咲く樹齢280年以上とさるる糸桜

善福寺境内に咲く糸桜を訪ねる
善福寺入り口の「市民の木」表示板と善福寺
狭い境内に咲く4本の大木の桜は見頃をむかえ満開だった。
狭い境内に咲く4本の大木の桜は見頃をむかえ満開だった。

有馬温泉郷の建物を借景にした糸桜の優雅な開花風景

樹齢270年以上とされる善福寺糸桜の大木

大木の樹上に目をやると糸を引くように垂れて美しく咲く糸桜があった。

糸桜
糸桜は葉が開く前に直径2cmほどの一重の花が咲くしだれ桜の別称である。
半日の雨より長し糸桜(松尾芭蕉)
善福寺
善福寺は727年行基が創建した寺で、その後、仁西上人が再興した禅・曹洞宗の寺だ。ここに祀られている聖徳太子の童子像は、国の重要文化財に指定されている。

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