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大篦柄岳(おおのがらだけ)鹿屋市/垂水市

高隈山は、海抜1000mクラスの七つの峰が連なり、大篦柄岳(おおのがらだけ)(1236.4m)はその連峰の主峰だ。一帯は高隈山森林生物遺伝資源保存林、高隈山県立自然公園に指定され、日本におけるブナ林の南限地にもなっている。大篦柄岳山頂付近では点在ながら「スズ竹」を伴ったブナの巨木が見られ、かつての高隈照葉樹原生林の面影を偲ばせてくれる。大隅地方ではこの「スズ竹」を「ガラ」とよぶことが「オオノガラ」呼名の由来となっている。大箆柄岳へは、垂水市側の大野原林道を利用して登垂桜コース、スマン峠コース高隈渓谷キャンプ場登山口コース等がある。今回は県道71号線沿いの大野原集落から大野原林道へ入る垂桜コースを選択した。
大篦柄岳山容 登山記 樹林内・展望風景 路傍草花 地図等
大篦柄岳(おおのがらだけ)風景

御岳山頂から望む大箆柄岳(1236.4m)

大箆柄岳のスズ竹とブナの巨木
大箆柄岳三等三角点・山頂風景

大篦柄岳登山記・山頂を目指す。
○登山期日;2011年9月25日   同行登山者;山仲間3名   天気;くもり
○コース/行程;大野原集落入り口−垂桜コース登山道口駐車−登山開始−三合目休憩−五合目展望所休憩−杖捨祠休憩ー山頂昼食 ○下山;同コース引き返し ○所要時間;垂桜コース登山口から山頂までの登りの所要時間が一般的に2時間とされるが、今回は自然観察や写真を撮りながらのゆったりコースを選択、休憩を含めて二時間四十分。下山所用時間は1時間30分。  

大野原集落入口の案内板

垂桜コース登山道口
大篦柄岳登山入口案内板と垂桜コース登山道口(駐車場)
スダジイ等の緩やかな照葉樹登山道を20分ほど歩くと水飲み場標識点に到達
3合目あたりを過ぎると尾根の左手が開け、目の前に七岳、後方に桜島が視界に入る。五合目(標高約1000m)の巨岩をロープで登ると露岩の展望所があり、鹿児島湾超しに薩摩半島や七岳、桜島の眺望がすばらしい。五合目付近を過ぎると南限地となっているブナやアセビの巨木が見られるようになる。
七合目を過ぎると、左手に「杖捨祠」がある。(ここから先は傾斜が緩やかになり、いらなくなった杖を捨てた場所だという)
スズダケが現れる9合目付近から10分ほどで山頂だ。山頂からの大パノラマを期待したがこの日は雲がかかり展望不良。

大箆柄岳樹林内風景・展望風景
樹林内登山道風景

樹林内アセビの巨木

樹林内ブナ巨木
樹林内巨木風景

三合目山腹から眺めた桜島噴煙風景

五合目展望所から眺めた七岳(手前)と桜島(後方)

七岳

高隈連峰
展望所、樹間から眺める風景
登山道で出合った路傍の草花
登山道脇に咲く可憐なタカクマホトトギス
登山道で一際目立つ真っ赤なツチトリモチ
オオマルバノテンニンソウの群生
大篦柄岳三国名勝図絵/地図案内
三国名勝図絵で紹介されている高隈嶽
三国名勝図絵(さんごくめいしょうずえ)は、江戸時代後期に薩摩藩が領内の地誌や名所を記した文書で特に神社や寺院、各地の名所や風景を文書や挿絵で紹介している。

現地案内看板地図より

大篦柄岳垂桜コース登山口地図案内板より
google地図より大篦柄岳表示

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