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曽木の滝・曽木の滝公園伊佐市大口

曽木の滝は、大口盆地の中央、川内川中流にかかる名瀑である。滝幅210m、落差12mの急崖を飛沫とごう音をあげて落下する景観は勇壮だ。滝幅が広いのが特色で、「東洋のナイアガラ」と呼称されるゆえんでもある。奇岩のそそり立つ滝周辺の絶壁、変化に富んだ流路と瀬に生じた甌穴、季節ごとに移り変わる周りの景色が滝の荒々しさに色を添える。千畳岩の岩肌を削るように流れ落ちる水流はやがて下流の鶴田ダムへ注ぐ。曽木の滝を中心として一帯は公園として整備され、春は桜やつつじが彩りを添え、秋には紅葉や銀杏が流れの中に鮮やかに浮かび上がり、滝の美しい景観を一層際だたせる。滝近く一帯にはレンガ造りの曽木水力発電所跡や曽木の滝洞窟きのこ園があり、北薩一の観光名所となっており、訪れる人が多い。 探訪日 2010・4・3


展望所から眺める曽木の滝

正面中央寄りの滝

千畳岩と正面左寄りの滝
滝下流風景

曽木の滝公園土産品店前の桜風景


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