ふるさと探訪記 圏外編 TOPへ

一心行の大桜(いっしんぎょうの大桜)熊本県南阿蘇村中松

樹齢400年といわれる一心行の大桜は,幹廻り約7.35m、高さ約14m余りのヤマザクラでのどかな田園風景の中に立つ。現地案内板には、『この桜は、天正8年(1580年)に島津氏との戦いで矢崎城で戦火に散った峯伯耆守惟冬(みねほうきのかみこれふゆ)の菩提樹とされている。室(妻)と嫡男は少数の家臣と故郷のこの地に戻り、惟冬と一族の御霊を弔うため一心に行をおさめたということで「一心行」の名がついたとされています。』と記されている。この大樹の近くに立つと、花の美しさもさることながら、数々の自然災害をくぐり抜け、今日まで400年以上も生きながらえてきた生命力の偉大さに圧倒される。探訪日 2010・3・31


樹齢400年、幹廻り約7.35m、高さ約14m余りの一心行の大桜

枝張 東西21.3m 南北26.0mの一心行の大桜

一心行の大桜は、メディアの紹介や口コミで有名になり、毎年20万人を超す花見客が訪れるという

打ち上げ花火を連想させる豪華で可憐な一心行大桜

現地に立つ一心行大桜の看板