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奥十曽(おくじっそう)日本一のエドヒガン桜 伊佐市大口

奥十曽の国有林にあるこのエドヒガン桜は、昭和52年8月に発見され、樹齢約600年、根回り21m、胸高周囲10.8m、樹高28mでエドヒガン桜の自生木としては、日本一のエドヒガン桜とされる。現地案内板には、「この江戸彼岸は、従来日本一とされていた、山梨県の神代桜を凌ぐ巨木で、南限地帯にあたり、学術的に貴重なため、昭和61年4月、周囲5.6ヘクタールが学術参考保護林に指定された。・・・」とある。国の「巨樹・巨木百選」、「森の巨人たち百選」にも選ばれている。エドヒガンザクラはバラ科、落葉の高木で高さ15mぐらいとなり、日本(本州から九州)と韓国の済州島、台湾に分布し、鹿児島県では栗野岳と奥十曽に産し、栗野岳のものは南限地として天然記念物に指定されている。


 青空を淡い桜色に染める優雅で可憐な奥十曽のエドヒガン桜  

樹高28mの奥十曽のエドヒガン桜全景 

奥十曽のエドヒガン桜地上部樹形(登山道方向から写す)


登山道反対側の地上部樹形

エドヒガンザクラ登り口

「森の巨人たち百選」表示板
根回り21mの変化に富んだ地上部樹形


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