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九年庵の紅葉佐賀県神崎市

九年庵は、佐賀県神埼市神埼町の、仁比山(にいやま)公園の近くにあり、国の名勝に指定されている(平成7年)。明治時代に佐賀の実業家、伊丹弥太郎が明治25年から9年の歳月をかけて築いた6,800平方メートルの別荘と庭園である。「九年庵」とはこの庭園が九年の歳月を費やして築造されたことに由来する。庭園内にはモミジなど約60種700本の樹木が植えられており、紅葉が美しくなる時期の9日間だけ一般公開され、多くの観光客が訪れる。
探訪日2008年11月16日


茶室と書院の様式を折衷した近世和風の茅葺き数奇屋建築の建物と色づいた紅葉

緑の生垣と紅葉に囲まれた葦葺の屋根。こここが旧伊丹家邸宅、通称「九年庵」でこの邸宅は、歴史的な由緒を持つのみならず、庭園としても類例のない特色を有し、佐賀県を代表する文化的財産となっている。

庭一面に絨毯を敷き詰めたかのような苔と色づいた紅葉、赤と緑の見事なコントラストが美しい。

庭園内にはモミジなど約60種700本の樹木が植えられている。

紅葉の輝きが辺りを明るくし、美しい景観を描き出している。

近くで観察すると紅葉(もみじ)の葉一枚一枚違った彩りをもっている。


九年庵を出てすぐの仁比山(にいやま)神社境内には樹齢800年以上のクスノキ(神崎市指定の天然記念物)がそびえ立つ。


駐車場から九年庵へ向かう途中に架かる愛逢(あいあい)橋は日本初の木造トラス構造の橋である。


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