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辺塚海岸肝付町内之浦

船間を過ぎて県道74号大浦線を南進すると辺塚に辿り着く。辺塚地区は三面を山で囲まれ、背地からは巨大な山が海岸線に沿ってなだれ込み、東方に向かって傾斜し、海に面している。平地は少なく船間から戸崎付近の丘陵を超えて辺塚に入るところに多少の平地があり、田畑が開けている。かつては陸の孤島と呼ばれた時代もあったが最近は交通網も整備され、利便性も増してきた。県道沿いの集落から、海岸に降り進むとギラギラする白い砂丘とコバルトブルーの海が目の前に広がり、壮観な太平洋が飛び込んでくる。山と海が織りなす手つかずの壮大な自然をここ、辺塚の海岸で目の当たりに見、体験することができる。辺塚海岸は海ガメの産卵地としても有名だ。探訪日 2009年2月12日
※この地域は1977年に大隅南部県立自然公園の指定を受けている。

辺塚海岸の風景 大浦線辺塚入り口付近の坂道から写す。

海岸砂丘を南方向に進む。足跡をつけるのがもったいない。

海岸砂丘の北側風景、立ち止まって後ろを振り返る。

海岸砂丘の南端には 一ノ谷川の河口があり、清流が海に注いでいる。

清流が巨岩・奇岩の間を縫って流れる。

水の流れと風が織りなす砂の層の紋様

芸術的な砂の層の紋様、自然の力はすばらしい。


海岸の駐車場付近に立つ案内表示板
※大隅南部県立自然公園は,南大隅町外之浦から肝付町火崎に至る太平洋に面した海岸部分と,雄川及び花瀬川流域の一部が指定されている。雄川滝,辺塚海岸,花瀬公園,火崎灯台

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