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荒平天神鹿屋市天神町

夕日と砂丘が美しい荒平天神!
県道68号線の鹿屋市天神町にある荒平神社は、海に突き出た岬の小高い岩上に建立されている。創建は天文年間(1532年〜1554年)と伝えられ菅原道真を祀る学問の神様として地元で親しまれている。社は大正12年に炎上したが木像の御神体は、大正の火災の際、奇跡的に残ったものといわれている。この一帯は海岸線が美しく、開聞岳と桜島が見渡せ、南は大隅半島南端から北は鹿児島市まで180度のパノラマを眺望できる景勝の地にある。特に夕日に映える荒平天神は美しく神秘的でさえある。最終探訪日 2008年10月2日

荒平天神

満潮時に浮かぶ天神島の勇姿

夕暮れ時の荒平天神(北側の岩場)

夕日と釣り人(荒平天神南側の岩場)

荒平天神から夕映えの開聞岳を望む。

荒平天神特有の貝殻が混じる白い砂丘は昔から有名だ。
回廊パーク「荒平天神」
鹿屋八景の一つに選ばれているこの地は、桜島から開聞岳まで見渡せる景勝の地にある。波の浸食でできた赤褐色の岩はだの奇岩、透き通る海水、満潮時に浮かぶ天神島の勇姿は、見る人に感動を与えてくれる。平成7年3月、この景勝の地を選んで大隅線廃止の駅の跡地やトイレ・休憩所・展望所が整備され、回廊パーク「荒平天神」がつくられた。

回廊パーク「荒平天神」の案内表示看板

目印の大きな駐車場案内看板

県道68号線「かごしまロマン街道」標識整備された駐車場から大隅半島南端を望む

ここはかって廃線になった国鉄大隅線の「荒平」という駅だった。回廊パークができ、トイレ・展望所・休憩所が整備されている。

大隅線廃止跡は道路になり、沿道にはハイビスカスやソテツが植栽され、南国の風情を醸しだしている。


駐車場の一角に、錦江湾横断遠泳をテーマとした映画「チェスト!」の大きな撮影地表示看板が建つ。そこでロケ地の中心地である近くの高台にある菅原小学校を訪ねた。

映画「チェスト!」撮影地

〜あの場面・あの感動をもう一度!〜
「チェスト」の映画に出てくる学校は「清水原小学校の6年2組」。この学校のロケの舞台になったのが「菅原小学校」。菅原小学校の好意で水泳練習のロケで使われた4コースの小さなプールや自顕流特訓場所の海岸を撮影することができた。菅原小学校は高台にあるため錦江湾全体の美しい景色、開聞岳や桜島を一望できる風光明媚な場所にある。

映画「チェスト」の主なロケ地となった菅原小学校

校門入口付近に設置された映画「チェスト」の撮影地表示板

映画でメインの水泳の練習場面となった4コースの小さなプール。映画の場面通り遠景の桜島も撮影できた。映画のあの感動シーンが今ここに蘇ってくる。

自顕流特訓場所ロケ地の美しい海岸は校庭のすぐ下にあった。

菅原小学校から桜島を望む。

菅原小学校から対岸の開聞岳を望む。

チェスト公式サイト  「チェスト」予告編をYOUTUBEで観る


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