ふるさと探訪記TOPへ

福山のイチョウ福山町

福山の宮浦宮(みやうらぐう)境内に樹齢約1000年と推定される二本のイチョウが立つ。二本、向かい合って立ち並ぶ姿から別名「夫婦イチョウ」とも呼ばれる。春先には枝いっぱいの若葉を付け、秋は黄葉、初冬になると境内が黄色のじゅうたんに変身。
向かって右の木は、樹高約38m、樹周約7.55mの大きさで寛政3年(1791)の大火による傷痕がある。
左の木は樹高約38.6m、樹周約7.6mの大きさで明治10年(1877)の西南戦争で官軍から受けた砲弾の痕が見られ、歴史の重みを伝える貴重な資料ともなっている。
境内の説明板には「樹齢は共に千年以上という説と6百年程度という説があります」と記してある。ともあれ、県内のイチョウの中では樹齢・大きさ共に県内随一を誇り、鹿児島県指定天然記念物(昭和39年、6月5日)となっている。

福山の宮浦宮境内の夫婦イチョウ(09・10・7)

夫婦イチョウ黄葉・落葉風景(09・12・4)

黄葉した夫婦イチョウの樹上部風景
向かって左のイチョウ 向かって右のイチョウ

左イチョウ地上部風景(09・10・7)

右イチョウ地上部風景(09・10・7)

左イチョウ初冬の黄葉風景(09・12・4)

右イチョウ初冬の黄葉風景(09・12・4)

左イチョウ 黄葉全景

右イチョウ 黄葉全景

夫婦イチョウの枝間から夕暮れ時の桜島を望む。

夫婦イチョウ近くの沿道から夕暮れの桜島を望む。 09・12・4


大きな地図で見る

場所:鹿児島県霧島市福山町福山2437・宮浦宮境内
最終探訪日 2009・12・4