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龍門滝滝観音 鹿児島県姶良市加治木町

日本の滝百選「龍門滝」
龍門滝は、溝辺町の中央部を横断し、加治木町の市街地で鹿児島湾に注ぐ網掛川の下流域に位置する。高さ46m、幅43mあり、滝つぼめがけて落ちるしぶきは豪快で、日本の滝百選に選ばれている。滝の壁面岩盤は、マグマが冷えて固まった安山岩でできており、柱状節理が発達している。「龍門滝」名前の由来は、昔、唐人がこの滝を賞して「漢土の龍門の瀑を見るが如し」と言ったことから、「龍門滝」と呼ぶようになったと伝えられている。滝近くの滝展望所には、滝観音が鎮座する。市街地に近い交通の便の良い平野部に位置しており、滝の近くには龍門滝温泉」があり、観光客だけでなく地元の人達の憩いの場となっている。  up2010/05/04

龍門滝

龍門滝全景 

周りの新緑と白い滝のコントラストが美しい龍門の滝

滝展望所のつつじと龍門滝風景

滝つぼ・壁面アップ・・・柱状節理が発達した滝の壁面岩盤
滝観音(滝見観音)
滝展望所の高台には、断崖に座って滝を見る姿の滝見観音が鎮座する。寛政11年(1799)に、加治木島津家六代領主久徴(錦水)が建てさせた滝観音である。

滝観音(滝見観音)

滝見台の隅に鎮座する滝観音と案内板

加治木城主の島津久徴が滝近くの丘に建てさせた観音像

ps;
往さ来(くる)さ道行く人も暫(しば)しとて立ちかえり見る滝の白糸 
                                  第十八代藩主  島津家久
その昔、中国の人が「漢土の龍門の瀑(たき)を見るがごとし」と賞したころから、この名があると伝えられています。高さ46m、幅43mあって、岩肌を見せながら滝つぼめがけて落ちるしぶきは豪快で、かの橘南渓は「西遊記」の一節で絶賛し、また、儒者者「安井息軒」も来観したこともあり、県下でも稀に見る名滝の一つです。
この滝から約800m隔てた上流にある板井手の滝(金山橋の近く)までの一帯(広さ約22ヘクタール)は、「龍門滝(龍門の滝)の森」と名づけられ、県の森林浴の森「渓流コース」として指定を受け、川のせせらぎと自然石の変化がすばらしく、町民の憩いの場となっています。
この一帯には遊歩道をはじめ、エビネの森、展望所などを設置し近くには国指定文化財「龍門司坂(たつもんじざか)」もあります。///滝見台広場にある「龍門滝」説明板より


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